近年、ネット上で「パパ活」というワードをよく見かけるようになっており、一般の人にも「パパ活」という言葉はだいぶ認知されてきました。
パパ活をする場としては、TwitterなどのSNS、パパ活アプリ、出会い系カフェ、交際クラブ(デートクラブ)など色々ありますが、今回は、その中でも交際クラブに焦点を当てたいと思います。
筆者(男)は複数の交際クラブを数年利用していますが、実際に利用してみた立場から、今回は、現役の会員が交際クラブ業界の現状を考察してみました。
まず、「交際クラブ」とはどのようなものなのかについてすが、Wikipediaによると、
「男性と女性のデート(主に食事やお茶)をセッティングし、その対価としてセッティング料を受け取る形態の業態。デートクラブとも呼ばれる。」と書かれています。
その通りで、交際クラブは男性と女性のデートを仲介する場となっています。
しかし、食事だけではなく、食事の後は大人の関係に発展することがほとんどで、その間には男女間で金銭のやり取りが発生するのが普通となっています。
「交際クラブ」という言葉は、「パパ活」と比べると、聞いたことがない人の方が多いでしょう。
実際に、筆者の周りで「パパ活」という言葉は聞く機会が多いのですが、交際クラブの話が出てくることはあまりありません。
しかし、近年は、有名資産家の死去のニュース、有名芸能人の不倫のニュースで「交際クラブ」「デートクラブ」というワードが出てきたこともあり、以前と比べると、「交際クラブ」に興味を持っている人が増えていると思います。
「交際クラブ」に興味を持つ人は増えてきているものの、「交際クラブ」への登録を躊躇する人が多いのが現状でしょう。
交際クラブに関しては認知度が低く、ネット上でも口コミが少ないのが現状です。口コミが少ないので、どうしても怪しいと思ってしまうのです。
実際に筆者も交際クラブに登録する前は怪しそうな世界だと感じており、登録するのに躊躇していました。
しかし、ある交際クラブに関しては、現役の会員でブログを書いている人がいました、その会員のブログなどを見て、その交際クラブは安全に利用できそうと感じ、面談に行って登録をしました。
実際にその後も複数の交際クラブを利用してみましたが、危険な目にあったことは一度もありません。交際クラブ側も初回のデートのセッティング後はノータッチで、特に煩わしいこともなかったです。
実際に交際クラブを利用してみた立場からは、交際クラブに関しては安全かつ健全だと言えます。
「交際クラブ」に登録しようと思っても、種類がたくさんあるので、どこの交際クラブに登録しようか迷ってしまう人も多いでしょう。
多くの社員を雇って組織的に運営している交際クラブ、芸能プロダクションと提携している交際クラブ、デリヘルやソープなども別で運営している交際クラブ、ほぼ個人で運営している交際クラブ、など色々あるようです。
ここでは、男女別でどのような交際クラブに登録した方がいいのかを解説していきます。
・男性
交際クラブ未経験の男性は、まずは男性会員と女性会員の入会者が多く、規模の大きい交際クラブに登録するのがいいでしょう。筆者は規模の大きい交際クラブにはだいたい登録していますが、どこも対応はしっかりしています。
また、どのような女性とお付き合いしたいかによっても変わってきます。
一般女性との交際であれば、規模の大きい交際クラブに登録していれば十分です。
一方、芸能人・有名人と交際したい場合、芸能関係者との繋がりがあったり、芸能プロダクションと提携している交際クラブを選ぶのがいいでしょう。
・女性
筆者は女性ではないので簡潔に述べますが、女性の場合でも、規模の大きい交際クラブに登録した方が安全です。しかし、それなりに規模の大きい交際クラブの中でも、「入会後○ヶ月は退会させない、退会すると違約金」というところもあります。簡単に退会できるかどうかも重要なポイントでしょう。
また、規模の小さい交際クラブの中には、いくつもの交際クラブと提携していて、写真や情報を流しているところもあるので、気を付けましょう。
あとは、入会金や年会費の高い交際クラブの方がお金に余裕のある男性は多くなるので、賛成会員の入会金と年会費もチェックしておいた方がいいです。
「交際クラブ」は以前よりも一般での認知度は上がってきていますが、男性会員と女性会員の質にも変化が見られていると言われています。
よく言われているのが、お手当(男性が女性に渡す謝礼金)の金額です。昔よりもお金に余裕のない男性会員が増えてきて、お手当の相場が下がってきているというものです。
また、「パパ活」という言葉が流行った影響なのか、女性会員の方は以前よりもライトな層が増えてきているようです。昔からいる男性会員の方は「最近は女性会員の質が下がった」と言っている人が多い印象です。
しかし、これが時代の流れだと思うので、今の時代に合わせて活動するしかないと思います。
パパ活をする場として、パパ活アプリも最近は人気を集めています。
筆者が最近興味深く思っていることは、交際クラブとパパ活アプリが近くなってきていることです。
交際クラブは大衆的になってきていて、中にはオンラインデートやメールデートをしているところもあります。
一方、パパ活アプリの中にも、交際クラブのセッティングのようなものを始めているところもあります。アプリの一部の女性を面談して写真と情報を登録、そして一部の男性会員から入会金と年会費とセッティング料を徴収して、女性と男性のデートをセッティングしているのです。
パパ活アプリは認知度を高める戦略も上手く、交際クラブのようなサービスも始めていて、今後どのようになるのか興味があります。
2020年には世界に新型コロナウイルスが蔓延し、交際クラブ業界でも新型コロナウイルスでも大きな影響がありました。
2020年4月7日から5月25日まで日本で緊急事態宣言が出ていた際、運営を停止した交際クラブもありました。男性会員や女性会員の中には仕事に影響が出た人もいたでしょう。
交際クラブ業界も苦しい時期が続きましたが、その後は持ち直したところが多いようです。
以下の記事を見ると、男性会員にどのような変化・影響があったのかがよくわかります。
交際クラブとコロナウイルスその後の影響について男性会員様にアンケートを実施致しました。
https://www.value-press.com/pressrelease/259897
上の記事を見ると、「出張が減って交際クラブの利用機会が減った」「自粛ムードになって、精力的に活動が出来なくなった」「感染リスクの観点から不特定多数の女性とは会えない」などの回答があります。
筆者としても、コロナ禍は活動しづらい状況でした。特に緊急事態宣言発令中は、飲食店の時短営業で夜のデートがやりにくかったです。
今後、新型コロナワクチンが普及してもマスク生活はしばらく続きそうですが、これまでに自粛で活動を控えていた人も多いので、アフターコロナの交際クラブ業界は活発になると予想しています。
交際クラブは世間的にはまだまだあまり認知されていないので、まだまだ伸びる余地のある業界だと思っています。
交際クラブの中にはすでに自社でメディアを運用したり、大手メディアに記事を出稿しているところもありますが、交際クラブの業界の発展には、大手メディアやSNSを通じた認知度を高める戦略が必要でしょう。
特に最近はTwiiterなどのSNSやYouTubeチャンネルを見ている人が多いので、もっと自社でSNSやYouTubeチャンネルを育ててもいいように感じます。
また、男性会員や女性会員ももっとブログやSNSで情報を発信する人が増えれば、面白くなると思います。