交際クラブでコーディネーターとして働いていた際に、男性のお客様から言われたの言葉です。
「お金なんかより、時間を返してくれ」
どう考えても物理的にも無理な話です。
一休さんでもとんちで対抗するのにも結構苦労が必要ではないでしょうか。
正直謝るしかありません。
事の経緯をはなすと、シンプルに女性の同日キャンセル、通称「ドタキャン」です。
一発女性は退会させられるのですが。
男性に謝るのはスタッフの役目でしょう。
年収億を超える人は、時間給で考えると相当の金額になります。
そんな男性会員にとって、お金なんてどうでもいいレベルの話です。
そもそもワクワクした気持ちをどうしてくれるんだ?その時間を返せよ。
言ってることはごもっとも。
交際クラブでは、スタッフが事細かくそういったドタキャンが無いように伝えているようですが、やはり女性も十人十色でまじめな子もいれば、そんな思いを感じない女性もいます。
簡単に待ち合わせ場所なんかにいくわけがない。
事前にそんな風な気配が解っていたらいいのですが、それも解らずじまいでセッティング。
時間を返すことはできないのは解っているが、この怒りの矛先は誰に向ければいいのか?と心からのもやもやをスタッフにぶつけます。
交際クラブでは、やはり多くの男性会員は富裕層と言われる方々ですし、お金に糸目はつけないような人。
パパ活アプリやマッチングアプリと一緒の価値観で考える女性にとっては、正直なところ差があるかもしれません。
お金よりも、なによりも時間。
あなたは時間を返せますか?
代表理事 田嶋陽平