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パパ活って犯罪じゃないの?

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  • 2024年1月27日

交際クラブやアプリで女性が行っている「パパ活」。
このパパ活って実際は、犯罪じゃないの?って思ってませんか?

援助交際と何が違うの?っていうところでしょう。
基本的に、パパ活は一切犯罪に当たる行為ではないと言い切れます。

何故なら、交際クラブ側が用意している「自由恋愛」という言葉で逃げ切れるからです。
逃げ切れると言い出すと悪い印象を与えかねないのですが、金銭を介した関係であっても、対価として金銭をもらったとて、犯罪として罰する法律はないということだからです。

パパ活といっても多種多様なものがあります。
食事だけで男性が支払うお金だったり、ただデートしただけでとか。
買い物に付き合うだけでも数十万を渡す男性だっていらっしゃるようです。

そこに性的な関係を含んでいない形で、男性は女性に渡す時だってあるのです。

強制的に性交をしてしまえば強制性交の罪に問われてしまうことになるでしょう。
強制性交等罪は相手が18歳以上でも成立し、罰則は5年以上の有期懲役です。

未成年に対して、自宅やホテルに連れ込んだりすると、未成年者誘拐罪(刑法224条)に該当する可能性があります。

でもこの記事を見ている方は、未成年にオファーをすることはないでしょう。
何故なら交際クラブそのものは、未成年を登録することは在り得ません。

登録をしてしまったとしても、知らなかったでは済まされない業界なのです。
未成年については徹底的に排除した上で、面接を進めて頂くことになるでしょう。

お金など対価を得て不特定の男性と性交渉をするパパ活をしている場合は、売春に該当します。
ここで重要なのは

「不特定多数」という言葉です。

出逢いはどのアプリ、どの倶楽部でもあります。
まず1対1としてお会いすることで、不特定という認識から外れることが出来ます。
未成年ではない女性の方は、基本男性からオファーをもらうことになり、不特定多数の男性との性交渉ということはなくなるでしょう。

まずパパ活は犯罪行為ではないという意味として、不特定に対して売春行為を行うこともなく、自分自身が選んで出会いを探すこともできる。
犯罪ではないということが実証されるという事です。

代表理事 田嶋陽平