田嶋です。
私田嶋が交際倶楽部のスタッフだった頃のお話です。
ある大企業の重役であった50代前半の男性会員A様がいました。
そのA様大変羽振りもよく、毎週2回はセッティングしていただく事ができるほどの男性でした。
ある日、A様は田嶋との打ち合わせの時に打ち明けました。
「この前紹介してくれたDちゃん。あの子ね。ほんとね。」
「え?なにかのクレームですか?え?何か有りました?」
「いやね、違うんだよ。あの子ね。」
「・・・・はい。」
「すごいね。いいんだよ。」
「え???」
「22歳なのにね、すごくエッチの相性もいいし、素晴らしく愛嬌もいい。それでいて一緒に歩いていても恋人気分を忘れさせないほどなんだよね。」
「おぉ良かったじゃないですか。いい出会いになって嬉しいですよ。」
「まぁ嬉しいんだよ。こんな子いるんだ!?って気持ちになったけどね」
「けど…って何かあったんですか?」
「いやね…。」
「もったいぶらずに言ってくださいよ。」
「ただ…娘の友だちだったんだよ。」
「ええ??」
「娘が自宅に友達を連れてきたんだよ。その時に会ったんだ。」
これ、実話です。
こういうことってあるのか…と思うような気持ちになってしまいましたが、正直に申し上げて…倶楽部としてはそこまで解りません。
これは稀なケースかもしれませんが、顔バレとかというよりも…
世間は狭すぎると言いたいです。
その後A様とDさんのお付き合いは普通に続いているそうです。
娘さんにはそんな話なんて出来るわけがありません。
待ち合わせは、娘さんが居ないであろう場所や、店内でのお待ち合わせ。
そして、ホテルも時間差で入るようにしている模様です。
田嶋 陽平